イベント詳細
知って楽しい、知的文楽探険セミナー文楽に遊ぶPART25「恋女房染分手綱 重の井子別れの段」
2022年1月29日(土)
①11:15開演(10:30開場)
②14:15開演(13:30開場)
西宮市プレラホール
◇西宮市高松町4-8プレラにしのみや5F
◇阪急電車神戸線「西宮北口駅」下車 南側 徒歩3分
「文楽に遊ぶ」シリーズ25周年 母と子の愛情を描く人形浄瑠璃きっての名作を上演
西宮は文楽の源流『くぐつ師』発祥の地です。
毎年1月に実施してきました「知って楽しい、知的文楽探険セミナー 文楽に遊ぶ」では、世界に知られる伝統芸能『文楽』の世界をさまざまな視点からご覧いただいてまいりました。
今回は25周年記念公演として、母と子の愛情ものがたり『恋女房染分手綱』重の井子別れの段を上演します。
太夫、三味線、人形が三位一体となって織りなす人形浄瑠璃きっての名作の世界を、会場で存分にお楽しみください。
出演
人形浄瑠璃文楽座
太 夫
豊竹睦太夫
三味線
鶴澤清志郎
人 形
重の井 吉田和生(人間国宝)
三 吉 吉田和馬
ほか
吉田和生
豊竹睦太夫
鶴澤清志郎
作品紹介
『恋女房染分手綱』
吉田冠子・三好松洛合作。十三段。1751年(寛延4)2月大坂・竹本座にて初演。
俗謡で有名な馬士・丹波与作と宿場女関の小万の恋を描いた近松門左衛門の『丹波与作待夜小室節』の増補改作。
由留木家の臣・伊達与作が若殿の情人芸子いろはの身請けの金を盗まれた咎と腰元重の井との不義によって追放され、馬方となって流浪する話を本筋として、重の井の父である能役者・竹村定之進が主君に『道成寺』の能を伝授したあと鐘の中で切腹して娘の罪を償う話、与作の義兄・座頭慶政の悲劇、馬方与作が関の小万となったいろはと恋に落ちる話などが組み込まれているが、名高いのは十段目の「重の井子別れ」で、人形浄瑠璃でも歌舞伎でも多く上演されています。
重の井子別れの段
十二歳の調姫が関東へ嫁入りの道中、急に東下りは嫌だと言い出し一同困り切った時、馬子の三吉が姫に道中双六をすすめ、姫の機嫌が直ります。乳母の重の井は三吉に褒美を与えようとした時、三吉は思いもよらず重の井に「母さま」とすがりつく。はっと胸をつかれる重の井ですが大事な役目のさなかで親子の名のりはできません。けなげな息子・三吉に母とは名のれず血の出る想いを胸に、重の井は我が子と別れるのでした。
調姫の機嫌を直した幼い馬方が我が子であったことを知った時の驚き、それを周りに悟らせまいとする配慮、わが子にすがられた時の母性愛、母・重の井の心の変化を、本公演では人間国宝・吉田和生が演じます。
チケット
〇金額
全席指定
一般2500円
アミティ友の会・学割2000円
※各消費税込
※当日券は各500円増(前売完売の場合、当日券は発売しません)
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※新型コロナウイルス感染症対策の為、座席数を限定しての販売になります。
※学割は中学校、高等学校・高等専門学校、大学院、大学、短大、専門学校に通う学生が対象です。
※アミティ友の会、学割のチケットをお求めの際は窓口にて購入時に証明書(会員証、学生証等)をご提示ください。
〇チケット取扱
・窓口
西宮市民会館 0798-33-3111(火曜休館9:00~17:30)
プレラホール 0798-64-9485(火曜休館9:00~20:00)
イープラス
ご購入はこちら
※イープラスは一般のみの取り扱いです。アミティ友の会および学割をお求めの方は窓口にてお買い求めください。
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- お問い合わせ
- 西宮市文化振興財団 0798-33-3146(平日8:45~17:30)
協力:関西舞台(株)