イベント詳細

トークイベント&ポスター展を開催第30回にしのみやアジア映画祭

2024年1月31日(金)~2月2日(日) 

1/31(金)18:30~「燃えあがる女性記者たち」(インド)
2/ 1(土)10:30~「ボストン1947」(韓国)/ 14:00~「草原に抱かれて」(中国)
2/ 2(日)13:00~「劇場版 荒野に希望の灯をともす」(日本) 
    〇上映終了後にトークイベント ゲスト:谷津賢二監督  
※開場は各上演時間の30分前    

西宮市勤労会館

第30回を迎えるにしのみやアジア映画祭。
今回も金曜日~日曜日の3日間で厳選4作品を上映。
2/2(日)「荒野に希望の灯をともす」の上映終了後には、谷津賢二監督をゲストに迎えたトークイベントを開催。
本作品、そして中村哲医師のことについて、監督自らのお話を伺うことで深掘りします。
また、第30回記念としてポスター展を開催。にしのみやアジア映画祭30年の歴史を振り返ります。
セット券は、イープラスと市民会館窓口の両方で販売。
お買い求めの際は上映日とお時間をお間違いの無いようご注意ください。

上映作品

1月31日(金)

18:30~

Ⓐ燃えあがる女性記者たち(2021年 インド 93分)

© BLACK TICKET FILMS. ALL RIGHTS RESERVED.

 

監督、編集、製作:リントゥ・トーマス&スシュミト・ゴーシュ

撮影:スシュミト・ゴーシュ、カラン・タプリヤール

音楽:タジダール・ジュネイド

 

インド北部のウッタル・プラデーシュ州で、カースト外の「不可触民」として差別を受けるダリトの女性たちによって設立された新聞社カバル・ラハリヤ(「ニュースの波」)は、紙媒体からSNSやYouTubeでの発信を中心とするデジタルメディアとして新たな挑戦を開始する。ペンをスマートフォンに持ちかえた女性記者たちは、貧困や階層、ジェンダーという多重の差別や偏見にさらされ、夫や家族からの抵抗に遭いながらも、粘り強く取材して独自のニュースを伝え続ける。彼女たちが起こした波は、やがて大きなうねりとなって広がっていく。

2022年・第94回アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたほか、2021年サンダンス映画祭ワールドシネマドキュメンタリー部門で審査員特別賞&観客賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭アジア千波万波部門で市民賞を受賞するなど高く評価された。

 

2月1日(土)

10:30~

Ⓑボストン1947(2023年 韓国 108分) 

(C)2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CONTENT ZIO Inc. & B.A. ENTERTAINMENT & BIG PICTURE All Rights Reserved

 

監督・脚本・・・カン・ジェギュ

出演・・・ハ・ジョンウ、イム・シワン、ペ・ソンウ

 

1936年、ベルリンオリンピックのマラソン競技で日本は世界新記録を樹立し、金メダルと銅メダルを獲得した。しかしその記録を出した選手は、日本名の孫基禎と南昇竜として参加した韓国のソン・ギジョンとナム・スンニョンだった。第2次世界大戦の終結とともに韓国は日本から解放されたが、メダルの記録は日本のままだった。ある日、荒んだ生活を送っていたギジョンのもとにスンニョンが現れる。2人は「第2のソン・ギジョン」と期待される若手選手ソ・ユンボクを1947年のボストンマラソンに出場させるためチームを組み、“祖国の記録”を取り戻すべく数々の試練に立ち向かっていく。

「チェイサー」のハ・ジョンウが金メダル選手ソン・ギジョン、「非常宣言」のイム・シワンが若手選手ソ・ユンボクを演じる。監督は「シュリ」のカン・ジェギュ。

 

 

 

 

14:00~

Ⓒ草原に抱かれて(2022年 中国 96分)

 

監督・脚本・・・チャオ・スーシュエ

出演・・・バドマ、イデル

 

ある日、兄夫婦の家を訪れた内モンゴルに暮らす電子ミュージシャンのアルスは、集合住宅の小さな部屋で、あたかも囚人のように一日を過ごす変わり果てた母の姿を目にする。息子の自分を認識できない母。見るに耐えかねたアルスは母を引き取り、母が求めてやまない故郷に連れ帰ることを決意する。草原の中でふたりだけの生活が始まるが、次第に母の病状は悪化し、徘徊を繰り返すように。ついにアルスは、母親が迷子にならないようと、縄で母と自分の体を結んでしまうのだった。まるで少女に戻ったかのようになっていく母を縛りつけたまま、ふたりは母の<思い出の木>を探す旅に出る。

主人公の母子を演じるのはモンゴルのベテラン女優バドマと、本作が俳優デビューとなるミュージシャンのイデル。内モンゴル自治区出身の女性監督チャオ・スーシュエが長編初メガホンをとった。2022年・第35回東京国際映画祭「アジアの未来」部門出品作品。

 

2月2日(日)

13:00~

Ⓓ荒野に希望の灯をともす(2022年 日本 90分)

 

監督・撮影・・・谷津賢二

編集・・・櫻木まゆみ

朗読・・・石橋蓮司

 

アフガニスタンとパキスタンで35年にわたり、病や貧困に苦しむ人々に寄り添い続けた中村哲医師。現地の人びとにその誠実な人柄が信頼され、医療支援が順調に進んでいた2000年、アフガニスタンの地を大干ばつが襲う。農業は壊滅し、人びとは渇きと飢えで命を落とす中、中村医師は医療で人びとを救うことに限界を感じる。そこで彼は医療行為のかたわら、大河クナールから水を引き、用水路を建設するという事業をスタートさせる。

これまでにテレビなどで放送された映像に、未公開映像、最新の現地映像も加えて劇場版として再編集し、中村哲の生き様を追った。

 

 

 

トークイベント(上映終了後30分程度)

ゲスト:谷津賢二 〔「劇場版 荒野に希望の灯をともす」監督・撮影

1961年栃木県足利市生まれ。県立足利高校卒業後、立教大学社会学部で学ぶ。卒業後テレビニュース業界で働き、94年に日本電波ニュース社に入社。95年から98年まで日本電波ニュース社ハノイ支局長。登山経験を活かし、ヒマラヤ山脈、カラコルム山脈、タクラマカン砂漠などの辺境や戦場での取材、さらにクラシックバレエなどの芸術取材も多く行ってきた。1998年~2019年アフガニスタン・パキスタンで中村哲医師の活動を記録。これまでおよそ80か国で取材した経験がある。

 

第30回記念 アジア映画祭ポスター展

1996年に始まったにしのみやアジア映画祭。

第30回を記念し、第1回から30回までのポスター展を行います。

にしのみやアジア映画祭の歴史に触れてみてください。

 

会場:西宮市勤労会館第8会議室

日時:令和6年2月1日(土)、2日(日) 各日9:00~16:00

※1/31(金)の展示はございません。

入場無料

 

チケット料金

◇1作品券

一       般・・・1,000円(当日1,300円)

アミティ友の会会員・・・700円(当日1,000円)

U29(29歳以下)・・・500円(当日同額)

 

※U29は29歳以下の方のみお求めいただけます。

※U29およびアミティ友の会会員チケットは窓口販売のみの取扱いです。購入の際は各種証明書をご提示ください。

※前売券の販売は4作品共に1月30日(木)までです。会期中は翌日上映の作品をお選び頂いても当日価格での販売となります。

※前売完売の場合、当日券の販売は行いません。

 

◇セット券

バリュー4作品券・・・2,500

セレクト2作品券・・・1,500

 

※セット券は前売のみの取扱いです。当日券販売はございません。

 

販売情報

販売場所

◇窓口販売

西宮市民会館

TEL:0798-33-3111(9:00~17:00火曜休館)

 

◇インターネット販売

イープラス(1作品・各種セット券)

お求めはこちら

 

※イープラスでは1作品券は一般のみの販売です

 

会場

 

西宮市勤労会館

◇JR「西宮駅」下車 徒歩5分

◇阪神電車「西宮駅(市役所口)」下車 徒歩7分

 

 

主催
(公財)西宮市文化振興財団・西宮労働者福祉協議会
後援
(公財)西宮市国際交流協会
お問い合わせ
西宮市文化振興財団 0798-33-3146(平日8:45~17:30)