イベント詳細

激動の時代、映画で知るアジアの現在第26回にしのみやアジア映画祭

2021年2月6日(土)~7日(日) 

両日共
①10:30~
②14:00~
※開場は上映時刻の各30分前

西宮市勤労会館

料金:◇1作品
    一般800円(当日1000円)
    アミティ友の会600円(当日800円)
    大学生以下500円(当日同額)

   ◇お得なセット券
    4作品特別割引券2000円(当日2200円)
    2作品特別割引券1300円(当日1500円)

前売取扱い:西宮市民会館0798-33-3111
      フレンテホール0798-32-8660/なるお文化ホール0798-47-7977
      プレラホール0798-64-9485/甲東ホール0798-51-5144

※1作品、セット券の、前売は2月5日(金)までです。
※セット券の販売は西宮市民会館のみでの取扱いです。
※前売完売の場合、当日券の販売は行いません。

2月6日(土)

① 存在のない子供たち (2018年 レバノン 125分 PG12) 10:30~

 

監督:ナディーン・ラバキー
脚本:ナディーン・ラバキー、ジハード・ホジェイリほか
出演:ゼイン・アル・ラフィーア、ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレ

長編デビュー作「キャラメル」が高い評価を得たレバノンの女性監督ナディーン・ラバキーによる、中東の貧困・移民問題を抉り出した人間ドラマ。中東の貧民窟で暮らす12歳のゼインは、貧しい両親が出生届を提出していないため、IDを持っていない。ある日、ゼインが仲良くしていた妹が知り合いの年上の男性と強制的に結婚させられてしまい、それに反発したゼインは家を飛び出す。仕事を探そうとしたがIDを持っていないため職に就くことができない彼は、沿岸部のある町でエチオピア移民の女性と知り合い、彼女の赤ん坊を世話しながら一緒に暮らすことになる。その後、再び家に戻ったゼインは、強制結婚させられた妹が亡くなったことを知り…。2018年・第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞。

 

② コンプリシティ 優しい共犯 (2018年 日本・中国合作 116分) 14:00~

 

監督・脚本:近浦啓
出演:ルー・ユーライ、藤竜也、赤坂沙世、松本紀保

短編「SIGNATURE」が第70回ロカルノ国際映画祭などで高い評価を受けた近浦啓監督の長編デビュー作。中国人青年チェン・リャンは技能実習生として日本にやって来た。中国の家族たちの期待を背負って来日したものの、劣悪な職場環境から逃げ出してしまい、チェン・リャンは不法滞在者となってしまう。そんな彼は他人になりすまし、そば屋で働き口を見つける。そば屋の主人・弘は良好でない息子との関係もあり、心に孤独を抱えていた。口数が少なく不器用で、厳しくも温かい弘の人柄に父を重ねるチェン・リャン。彼の嘘に気づくことなく、次第に情を深めていく弘。2人はまるで親子のような関係を築いていくが…。チェン・リャン役を「孔雀 我が家の風景」の中国人俳優ルー・ユーライ、弘役を藤竜也がそれぞれ演じる。2018年・第19回東京フィルメックスのコンペティション部門で観客賞を受賞。

2月7日(日)

① 無垢なる証人 (2019年 韓国 129分) 10:30~

 

監督:イ・ハン
脚本:ムン・ジウォン
出演:チョン・ウソン、キム・ヒャンギ、イ・ギュヒョン、チャン・ヨンナム

「私の頭の中の消しゴム」「アシュラ」のチョン・ウソンが、正義と野心の間で揺れる弁護士を演じたヒューマンドラマ。「第5回ロッテシナリオ公募展」で大賞を受賞したシナリオを「戦場のメロディ」「優しい嘘」のイ・ハン監督のメガホンで映画化し、殺人容疑者の弁護士と、事件の目撃者で自閉症の少女の交流を描く。信念を貫くことをあきらめ、現実と妥協して俗物になることを決めた弁護士のスノは、出世のかかった殺人事件の弁護士に指定される。容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者の少女ジウを証人として法廷に立たせようとするが、ジウは自閉症で意思疎通も難しい。事件当日のことを聞き出すためジウと心を通わせことに努めるスノは、次第に彼女のことを理解するようになり…。ジウ役は「神と共に」2部作で注目された若手女優のキム・ヒャンギ。

 

② あなたの名前を呼べたなら (2018年 インド・フランス合作 99分) 14:00~

 

監督・脚本:ロヘナ・ゲラ
出演:ティロタマ・ショーム、ビベーク・ゴーンバル、ギータンジャリ・クルカルニ

助監督や脚本家としてヨーロッパでも活躍するムンバイ出身の女性監督ロヘナ・ゲラの長編デビュー作。経済の発展が著しいインドのムンバイで、農村出身のラトナはファッションデザイナーを夢見ながらメイドとして働いていた。夫を亡くしたラトナは建設会社の御曹司アシュヴィンの新婚家庭に住み込みで働く予定だったが、婚約者の浮気が発覚して直前で破談となってしまい、広すぎる高級マンションに1人で暮らすことになった傷心のアシュヴィンを気遣いながら、彼の身の回りの世話をしていた。ある日、ラトナはアシュヴィンにあるお願いごとをする。それから2人の距離が徐々に近くなっていくのだが…。主人公・ラトナ役を「モンスーン・ウェディング」のティロタマ・ショーム、御曹司のアシュヴィン役を「裁き」のビベーク・ゴーンバルがそれぞれ演じる。

 

 

西宮市勤労会館

◇JR「西宮駅」下車 徒歩5分

◇阪神電車「西宮駅(市役所口)」下車 徒歩7分

 

~新型コロナウイルス感染症防止のために~

ご来場のお客様へ以下についてご協力をお願いいたします。

 

●以下のお客様につきましては、ご鑑賞・ご参加をお断りいたします。
・入場前検温で37.5℃以上の発熱が認められた方(該当の場合、代金は返金いたします)
・2週間以内に発熱、咳などの風邪症状、全身倦怠感、味覚・嗅覚障害のある方
・新型コロナウイルスに感染していると診断された方、またはその濃厚接触者である方
・2週間以内に入国制限等が必要な国や地域を訪問された方、またはその濃厚接触者である方

●場内ではマスクを着用してください。また、咳エチケット、手指消毒にご協力ください。

●他のお客様との一定の距離(ソーシャルディスタンス)の確保をお願いいたします。

●お客様同士の接触や、大きな声での会話はご遠慮ください。また掛け声、声援をおくる等の行為はお控えください。

●場内は十分な換気を行います。寒暖に配慮した備えを各自でご用意ください。

●当公演を感染経路とした集団感染が疑われる場合、後日保健所等の公的機関の要請に応じて来場者の氏名や連絡先を提供する場合がございます。予めご了承ください。

●地域の感染拡大状況によっては当初の予定の変更・公演の中止をする場合がございます。詳細および最新情報は当財団ホームページでご確認の上、ご来場ください。

主催
(公財)西宮市文化振興財団・西宮労働者福祉協議会
後援
(公財)西宮市国際交流協会
お問い合わせ
西宮市文化振興財団 0798-33-3146(平日8:45~17:30)