[レポート]大人のための読み聞かせ@市民会館
2019年12月26日
おさんぽアミティ 大人のための読み聞かせ
日時:2019年12月19日 14:30~15:30
会場:西宮市民会館101会議室
出演:
奥野晃士(おくの・あきひと/語り)
宮本直介(みやもと・なおすけ/ベース)
演目:
西宮の民話より
『おしりをつねられたえびすさま』
原作・松本順司「原老柳の生涯-幕末大坂の名医」
作・奥野晃士
『仁医の人・原老柳』<世界初演>
日本、ヨーロッパで活躍する実力派舞台俳優・奥野晃士さんによるシリーズ第3弾。
今回は、西宮が誇るベーシスト・宮本直介さんによる生演奏でお届けしました。
“えべっさん”が西宮にまつられるまでの物語『おしりをつねられたえびすさま』。
宮っ子にとって大切な存在のひとつ”えべっさん”のお話は、毎回お届けしています。
ちょうど鳴尾に住む漁師がえべっさんが入る網を海に投げ込んでいるシーンをパシャリ。
近代医学の祖・緒方洪庵をも凌ぐ、西宮生まれの名医の物語『仁医の人・原老柳』。
松本順司さんの著書「原老柳の生涯-幕末大坂の名医」を原作に、今回のために奥野さんに書き下ろしてもらった作品の<世界初演>でした。
西宮生まれの名医・原老柳(はら・ろうりゅう)は、その技術の高さはいうまでもなく、酒を愛し、文化を愛し、そして多くの人々から慕われた、まさに「仁医の人」。この作品では、白鷹の創業者・辰馬悦蔵の語りで原老柳の話が進んでいきました。
今回は80名の定員に334名のお申込みがありました。
2020/1/19(12/29~1/4休館)まで西宮市立郷土資料館で「コラボ展示 西宮の名医 原老柳」が開催中です!こちらもぜひお越しください!!
来場者の声
西宮の歴史をこんな素敵な読み聞かせで聞け、ベースの美しい音色とともに感動しました。
途中、涙ぐむところもあり感動いたしました。
もっと静かなものかと思っていましたが、その迫力に圧倒され、声だけで映像が浮かび、とても楽しめました。
朗読とベース、ジャズ、メロディーが絶妙に合っておもしろく聞かせていただきました。
おふたりのパフォーマンスを通して、原老柳という西宮生まれの名医がいたことを知ることができました。
奥野さんの語りと宮本さんのベースの息がピッタリでとても良かったです。
おさんぽアミティとは…
わたしたち(公益財団法人西宮市文化振興財団)は、“ふらっとおさんぽに行くように、みなさんの家の近くやアミティホール・西宮市民会館で、アートに気軽に出会ってもらえること”を願って《おさんぽアミティ》プロジェクトを実施しています。みなさんにお会いすることを楽しみにしています!