公益財団法人西宮市文化振興財団について

ごあいさつ

財団法人西宮市文化振興財団は、昭和63年4月1日に設立以来、「すぐれた芸術文化を地域住民の鑑賞に供するとともに、芸術文化の振興を図り、もって地域の芸術文化の向上に寄与する」との設立目的により、アミティホール等で芸術性の高い自主文化事業を行うとともに、市民会館等の文化施設の管理運営を通じて、地域文化活動の振興を図ってまいりました。 このような公益性の高い財団の活動に鑑み、平成22年9月27日に公益財団法人への移行申請を兵庫県に行い、平成23年3月24日付で公益財団法人認定通知をいただき、平成23年4月1日から「公益財団法人 西宮市文化振興財団」として新たにスタートしております。 公益財団法人として、地域に密着した芸術文化活動を通じてさらなる「地域文化向上に寄与する」ことを目指し、役員、職員及び関係者が一丸となり取り組んでまいりますので、今後ともご支援賜りますようお願い申し上げます。

令和5年6月9日
 公益財団法人 西宮市文化振興財団
 理事長 太田 聖子

ポリシー…わたしたちの思い

わたしたちは文化芸術の持つチカラを信じて行動します。

 

わたしたち・公益財団法人西宮市文化振興財団は、“文化芸術の持つチカラで、人々の日常を彩ることができるという信念のもと、人々と文化芸術を橋渡しする専門組織”です。

わたしたちは、文化芸術にはそれ自体に価値があるだけではなく、人が人として、多様性社会の中で生きるチカラを育み、人々の日常を彩ることができると信じています。

※様々なチカラがありますが、例として次のように考えています。

〇表現:様々な方法で自分の気持ちを他者に伝えるチカラ。

〇想像:相手の気持ちに寄り添って考えるチカラ。

〇自己肯定:自分を大切にし、ありのままを受け入れるチカラ。

〇共感:自分と他者が違うことに気づき認め合い、人々がコミュニティを形成するきっかけとなるチカラ。

〇創造:教育や福祉、まちづくり等他の分野と連携し新たな価値観を生み出すチカラ。

わたしたちは、文教住宅都市・西宮が「住みつづけたいまち」として魅力的に発展し続けるために文化芸術を活用した事業を企画し提供する専門組織として、人々から必要とされる存在であり続けたいと強く願っています。

ビジョン…わたしたちの描く未来

文化芸術に触れることで人々の日常の暮らしが彩られ豊かになり、魅力あふれるまちとして「文教住宅都市・西宮」が未来につながります。

 

コロナ禍を経験したわたしたちは、ありふれた日常の大切さを再認識するとともに、人々に生きる喜びや感動をもたらす文化芸術が、人として生きる日常に欠かせないものであると強く感じています。また、現在社会情勢が大きく変化する中で、文化芸術のチカラが様々な課題の解決の一助になると信じています。文化芸術に触れることで、人が人として生き、日常が彩られ豊かになり「文教住宅都市・西宮」はますます魅力あふれるまちとして未来につながると確信しています。

ミッション…わたしたちの使命

わたしたちは、公的な専門組織として人々の日常が彩られ豊かになるよう、人々と文化芸術をつなぐ様々な取り組みを考え実行します。

 

・出会う:わたしたちは、ひとりでも多くの人に気軽に文化芸術に出会う機会を届けます。
・楽しむ:わたしたちは、鑑賞や体験、講座を通して人々に文化芸術を楽しんでもらいます。
・育てる:わたしたちは、文化芸術を楽しむ人やその魅力を伝える人を育てていきます。
・支える:わたしたちは、西宮で文化芸術活動をする人々を支えていきます。
・つなぐ:わたしたちは、文化芸術を通して、人々や団体がつながるきっかけとなる場を提供します。
・整える:わたしたちは、西宮市民会館・アミティホールの指定管理者として、気軽に安心して施設を利用できる環境を整えます。

シンボルロゴ

コンセプト

西宮のまち(舞台)で手を大きく広げ心と体を開放し、躍動する人の姿を向い合せ、文化芸術に触れた感動や喜びを分かち合う姿をシンボライズしたデザインです。人と人をつなぎ、すべての人のつながりによって生み出された芸術が文化として広がる様は『西宮の文化芸術と人をつなぎ、その架け橋となる』という未来に向かって目指すべき財団の姿と役割を象徴しています。
カラーはぬくもりがあり、かつ明るく活動的なライトオレンジです。あらゆる芸術活動の場、文化交流の機会が体験を通して人の暮らしの彩り、その活力となって親しまれるように…という願いが込められています。
組織名(シンボルロゴタイプ)は、安心、安定感、視認性、平等性を考慮し、ストローク(文字の太さ)を均一に作字し、テーマとの調和、親しみやすさを重視した独自の書体です。

西宮市文化振興財団の概要

名称 公益財団法人 西宮市文化振興財団
設立年月日 昭和63年(1988年)4月1日
所在地 西宮市六湛寺町10番11号
基本財産 5億円(出資 西宮市 100%)
目的 すぐれた芸術、文化を地域住民の鑑賞に供するとともに、芸術、文化活動の振興を図り、 もって地域の芸術、文化の向上に寄与することを目的とする。
事業 (ア) 地域住民の芸術、文化の鑑賞、振興、育成に関する事業
(イ) 地域住民の芸術、文化の学習と交流に関する施設の管理運営
(ウ) 西宮市が所有する文化施設の管理運営
(エ) 法人所有施設の管理運営
(オ) その他法人の目的を達成するために必要な事業